【ITパスポート】受けてきた(感想・勉強法)
ITパスポートを3/13に受けてきたので、その報告です。
学習の動機
情報化社会を生きていく上で、最低限のITの知識を身につけておきたかったから。
勉強方法
使用したテキスト:「令和2年度 いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書+でる順問題集」
ちなみに上の教科書は令和2年度版なので、注意。
新版(令和3年度)はこちら↓
この教科書の良いところは、
- 一つ一つの項目が短く手軽に読める
- イラストや図があり、分かりやすい
- 最後のページで重要用語が整理されており、すぐに復習しやすい
- ところどころコラムが載っていて、息抜きになる
という点。
ちなみにITパスポートはコンピュータに関する知識が問われるイメージがあるが、実際は問題の半分以上はテクノロジ系以外の知識(企業活動・法務・マネジメントなど)が問われる。
勉強方法としては、教科書が割と分厚く一度に全部覚えるのは無謀だったので、まずは最初から最後までパラパラめくってどういうことが問われるのかを確認した。
その後流し読みを2〜3回行って、過去問に挑戦した。
過去問は下のサイトで無料で解くことができる。
過去問解く→分からなかったところを教科書で確認する→また過去問解く
の繰り返し。
ITパスポートではアルファベットの単語がやたら出てくるが、それが全然覚えられなかった。
特にアルファベット3文字の単語が何が何だかごっちゃになる(BPM、BPR、CRM、RFI...など)。
結局、覚えられなかったな...。
何かいい方法があればぜひ知りたい...。
勉強時間
勉強を始めたのは、試験日の1ヶ月半前。でもアルファベットだらけの単語に辟易し途中は中だるみしてしまったので、最後の1週間で追い込んで勉強したというのが実情。
実に良くない勉強の仕方だ...。
勉強時間は合計で26時間だったらしい。
思ったより少なかったな。
試験当日
試験は10時から12時までの2時間だった。
余裕もって到着しようと思ってたのに、行く途中で渋滞に遭い、まさかの遅刻...!
もしかして遅刻したら試験すら受けさせてもらえないのでは...!?とハラハラしながら会場に電話すると、遅刻しても受けられますよ、との返事が。
良かった...!
ただし遅刻しても試験終了時間は変わらないので注意してくださいね、とのこと。
色々あって15分ほど遅刻したものの無事会場に着き、試験を解き始めた。
ちなみにこれが私にとって始めてのCBT試験であり、そういう意味でも今回の試験はドキドキしていたのだが、操作は難しくなく、初見でもスムーズに試験を解けた。
2時間の試験時間で100問解かないといけないので、1問あたりにかけられる時間は72秒。
のんびりしているとあっという間に時間がなくなる。
早めに解き、見直しもできたところでちょうど試験終了。
ちなみに、点数は解き終わった後すぐ確認できる。
しかし点数をメモして持ち帰ることはできないので、あらかじめ合格基準は確認して覚えておいた方がパニックにならず、良いかと思う。
万が一、見逃しても試験終了から数時間後に試験結果レポートをネットで確認できるのでご安心を。
点数結果
- 総合評価点:665点/1000点
- ストラテジ系:600点/1000点
- マネジメント系:840点/1000点
- テクノロジ系:565点/1000点
合否はまだ分からないが、合格基準から判断するとどうやら受かってたっぽい。
嬉しい。
絶対落ちてると思ってたので、意外だったな。
受験した感想・反省点
前回受けたFP3級に関しては、問題のパターンがある程度決まっており、過去問を解くほど点数が取れた試験だったが、ITパスポートでは過去問そっくりの問題はあまり出題されなかったな、という印象。
むしろ過去問ばかり頑張って解くのは勉強法として危険かもしれない。
というのも年度によって出題範囲が変わっている可能性があるから。
ITパスポートにはシラバスなるものが存在し、これを確認すればどの範囲が試験に出題されるかが分かる仕組みになっている。
なので自分で購入したテキストを読み込むだけでなく、シラバスに載っている単語なども確認しておくことをおすすめする。
ちなみに自分はシラバスの存在を受験日前日の夜に気付き、慌てて確認したので、もっと早くシラバスを読めば良かったなと反省している。
試験までにかかった費用
- 受験料 5,700円
- テキスト 1,740円
→計7,440円
購入したテキストは1冊だけで、過去問は無料だったので、安く勉強できた。
受験して良かったことなど
ITパスポートの勉強を通じて、テクノロジ系だけでなく、マネジメント系やストラテジ系の話も知れたのは面白かった。
また、身近にあるよく分からない機器やたまに聞くけど意味が分からない単語などを理解することができたので良かった。
その一方、専門的な知識が得られたかと言われるとちょっと微妙かなという感じ。
ITパスポートで問われるのは基礎知識までであり、専門性を身に付けたいのなら、もっと上位級を狙う必要があるのだと感じた。
また自分はIT企業に勤めているわけではないので、ところどころイメージしづらい内容があり(情報システム開発など)、理解はできないがとりあえず丸暗記しておこうという勉強法になってしまったのが残念だった。
今後もし上位級を目指すことがあれば、丸暗記に走らず、ちゃんと理解できる勉強法を見つけられたらなと思う。